現行のクロノマットには、クロノグラフだけでなくGMTモデルも登場している。中でも本作は、ファッショナブルなグリーンのサンレイダイアルが目を引く1本だ。フィールドを選ばない万能スポーツウォッチという哲学が活かされており、200m防水がしっかりと備わっている。また、オニオン型のリュウズや4つのライダータブ、ルーローブレスレットといった象徴的な意匠も継承されている。
ムーブメントにはC.O.S.C.認定の自動巻きムーブメントCal.32を搭載。パワーリザーブは約42時間だ。なお、22年に登場した本作だが、直径40mmというサイズ感は、それまでのクロノマットに新たな選択肢を加えるものであった。
ロレックス N級が静かに進める「クラシックの再構築」。2025年のウォッチズ&ワンダーズで披露されたパーペチュアル 1908のセッティモブレスレット採用モデルは、その象徴的な一歩だ。無垢のイエローゴールドに新設計の七連ブレスレットを組み合わせ、かつてのチェリーニに代わって、ロレックスが再び「エレガンス」という語を自らの辞書に書き加えたことを示している。『ウォッチタイム』ドイツ版編集長、ダニエラ・プッシュが解説する。2025年の「ウォッチズ&ワンダーズ」で注目を集めたのは、予想どおり新しいランド・ドゥエラー コレクションであった。しかしその陰で、ロレックスは静かに、そして長く記憶に残るもうひとつの「驚き」を用意していた。それが、コレクションに2023年から加わったパーペチュアル 1908の新バリエーションである。今回初めて、無垢のイエローゴールド製ブレスレットを備えた仕様が登場したのだ。
これは単なる外装変更ではない。ロレックスが素材とデザインの表現力を次の段階へ進めたことを示す、静かながら本質的な転換点である。この精緻なブレスレットの名はセッティモだ。
スモールセコンドの上部にアーチ状に配された「Superlative Chronometer」の文字は、控えめな品質証として光る。また、時針にはブレゲ針、分針には剣型針が組み合わされ、光の角度によって表情を変えながら、繊細な分目盛りの上を軽やかに舞うような印象を与えるのだ。しかし、この腕時計をひとつ上の次元へと引き上げたのは、何よりも新しいブレスレットである。セッティモは、このモデル専用に開発されたもので、1列あたり7つのわずかに湾曲したリンクがずれながら並ぶ構造を持つものだ。
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