時刻を読み取るために時計の文字盤上に12個配置されたアラビア数字などの目盛りのことを一般的には “インデックス”と呼ぶ。また“時字(トキジ)”や “アワーマーカー”とも呼ばれる。
インデックスは、オーソドックスな1から12までのアラビア数字以外にも、ローマ数字やドット、そして棒状のバーなど代表的なものがいくつかあり、時分針の形状とともに視認性だけでなく、腕時計の個性を引き立てるデザイン的な要素としてもとても重要な意味をもつ。
そこで今回は、インデックスとして代表的なものの中から“くさび(楔)形インデックス”と呼ばれるものを取り上げたいと思う。“楔”は木材や金属で作られたV字形あるいは三角形をした道具である。つまり、くさび形インデックスについて大雑把に言うと先端に向かって徐々に尖っていく形状にデザインされたものについてこう呼ぶ。その中で形が三角形のタイプはトライアングルとも呼ばれる。
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このくさび形インデックスだが、近年はこれを採用している時計はかなり少ない気がする。くさび形インデックスは1940年代から50年代にとてもよく使われておりアンティークウオッチで目にすることが多く、そのため古典的なイメージのほうが強いためなのだろう。そのため逆にクラシックで落ち着いた雰囲気を出すにはとても効果的だ。
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